扇子は「末広がり」の縁起物

    末広がりの形は、先細りすることなくどんどん広がっていくことから、繁栄や招福の意味を持ちます。

    なかでも扇子は、末広がりを象徴する縁起物として、平安時代より儀式や祭事など重要な場面で用いられてきました。また、自分が使う扇子に心を込めて相手に贈るという風習もこの時生まれます。

    江戸時代になり庶民にも広く普及すると、お祝い事や節目の行事に贈り交わされる慣習が根付き、贈答品としての地位を確立します。

    それから数百年。扇子は、今なお変わらず、姿かたちを変えることなく、感謝の気持ちや幸せを願う想いが込められた贈り物として親しまれ続けています。

    扇子は、日本の伝統と文化をつなぐ縁起の良い贈り物なのです。

     

    末広がりの扇子は多くのお祝い事におすすめ

      末広がりの扇子は、繁栄や招福だけでなく、成功や発展、開運、無病息災、感謝、慰労など、その時々に応じて多様な意味を持たせることができます。

      そのため、贈る相手の年齢や性別、時と場所にかかわらず、さまざまな場面でおすすめです。

      白竹堂の扇子は主に以下の目的・用途で用いられます。

      • 誕生日お祝い
      • 成人お祝い
      • 結婚お祝い
      • 退職お祝い
      • 長寿お祝い
      • 企業の周年記念
      • 海外の方へのお土産
      • ご自分に

       

      実用面でのメリットも魅力

        あおぎやすく持ち運びやすい

        扇子が贈り物としておすすめの理由は、実用面でも優れていることにあります。

        現在、涼を取るための手段として扇子を持つ人は少なくなっていますが、扇子ほど手軽であおぎやすく、コンパクトに収納でき、持ち運びに便利な道具は他にありません。

        扇子の主な素材は、竹と和紙(生地)。そのため、非常に軽く手が疲れにくいのです。
        閉じた時の大きさは広げたときの10分の1ほどのサイズと携帯性も抜群。
        電気を使わないので充電を気にする必要もありません。

        お家でも外出先でも気軽にエコに涼をとることができます。

        年々夏の暑い時期が長くなっているため、今後扇子を使える機会はますます増えていくでしょう。暑さ対策・夏バテ予防にも扇子はおすすめです。

        暑いときには広げてあおいで、使い終わったら閉じてバッグにしまう。
        この一連の動作に美しささえもたらすのは、扇子でしかあり得ない扇子ならではの魅力です。

         

        豊富なデザイン性

        扇子の実用面で優れる点は、涼をとれることだけではありません。
        持っているだけで普段のファッションに華やかさを添えてくれるところも大きな魅力です。

        扇子は、工夫の凝らされた多種多様なデザインがそろっています。
        扇面の色・絵柄はもちろん、素材・大きさによってもデザインは千差万別。
        持つ人・扇ぐ人の姿を、エレガントにもスタイリッシュにもキュートにも演出してくれるでしょう。

        多彩なデザイン性は贈り物として選ぶ際にも役立ちます。
        豊富なラインアップから選べるので、贈る相手は老若男女問いません。
        相手の普段の服装や雰囲気、好みに合わせて選べば、喜んでもらえること間違いなし。お互いに満足度の高い贈り物となるはずです。

        そのデザイン性の高さから、涼をとる必要のない時期は、お部屋に飾ってインテリアとして楽しむこともできます。

         

        プレゼント・ギフトには末広がりの縁起物を

          1000年以上も姿かたちを大きく変えることなく、連綿と受け継がれてきた確かな技術をもって生み出される末広がりの美しさ。

          日常になじみやすい実用性、生活を彩るデザイン性もさながら、それは相手への願いや想いをこめた「思いやり」を形にしたものでもあります。

          扇子は、実用性と芸術性を兼ね備えた縁起の良い贈り物。
          数多くある贈り物の中でも、随一のセンスある贈り物と言えるでしょう。

          大切な人や大事な日にはぜひ末広がりの縁起物を贈ってみませんか?

           

           

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