舞踊の重要な小道具の一つである「舞扇子」。日本舞踊や歌舞伎、民謡舞踊、歌謡舞踊など、さまざまな舞台で欠かせない存在です。白竹堂では、舞台を華やかに演出するものから、稽古用にご使用いただけるなシンプルなものまで、多彩なラインナップをご用意しています。 今回は、用途に応じたおすすめの舞扇子を厳選してご紹介します。自分用としてはもちろん、大切な方への贈り物にも、ぜひご参考にしてください。

 

舞扇子とは

舞扇子と扇子の違い

舞扇子と一般的な扇子の主な違いは用途(舞台用か涼をとるか)と構造(重りの有無、耐久性)です。舞扇子は日本舞踊、歌舞伎、民謡舞踊などの舞踊小道具として使用され、投げたり回したりする動作に耐えるよう要(かなめ)に鉛の重りが入り、骨と紙が糸で強化されています。また、舞台映えする華やかな両面同柄が多いのが特徴です。
一方、一般的な扇子(夏扇子)は涼をとるのが目的で、日常使いしやすいよう、より軽量でシンプルな作りとなっています。


舞扇子の歴史

舞扇子の起源は平安時代の京都にさかのぼり、記録用の木簡を綴じた「桧扇(ひおうぎ)」が原型で、当時は貴族の儀礼用具でしたが、後に紙製の「蝙蝠扇(かわほりせん)」が誕生し、鎌倉・室町時代に能・舞踊など伝統芸能に取り入れられて、舞踊の重要な小道具として発展しました。
一般的な扇子も同じ起源を辿ります。


そんなに昔からあるんやね~

お稽古におすすめの舞扇子

一般的にお稽古用には白竹(しらたけ)で作られた舞扇子が多く使用されます。

あけぼの  白竹

単色のぼかしがシンプルながらも上品な仕上がりになっています。お稽古用に使用されることがおおいですが、演目や個人の好みにより舞台でも使用されます。



天地小石  白竹

小石の金がひらりと舞う姿が趣きのある舞扇子。小石は幅広く使用できるおめでたい柄で、特にお祝い事の演目によく使用されます。


舞台用におすすめの舞扇子

黒塗りやタメ塗り、煤竹の骨を用い、扇面に華やかなデザインが施された舞扇子は、舞台の雰囲気を一層華やかに演出します。


青海雲

贅沢に使われた金の青海波と雲の模様が高級感を感じさせる舞扇子。
波は未来永劫や長寿、雲は空、雷、雨などを表します。


風累

雲母のかかった地に水流や松葉が箔押しされた、シンプルかつ上品な舞扇子。
どんな曲目にも合わせやすく、舞台を華やかに演出してくれます。


夢桜

扇面には豪華な桜模様の箔がちりばめられており、動きによってキラキラと輝きますので、華やかな舞にぴったりの舞扇子です。春のイメージもあるため、春に関する曲目にもよく使用されます。



贈り物におすすめの舞扇子

日本らしさを感じられる華やかな舞扇子は贈り物にもおすすめです。よりインパクトのある舞扇子は海外の方にも喜ばれます。

金牡丹

金のホロ箔で華やかに描かれた牡丹の花が、扇面に圧倒的な存在感を与えます。鮮やかなピンクの花びらが引き立つこの扇子は、日本の伝統美を感じさせ、海外の方にも大変喜ばれています。


黄金の舞

煌びやかな金箔がちりばめられた、豪華絢爛な扇子です。格調が高く公家物や位の高い方の曲目、又は御祝儀物によく使用される柄です。


天地雲砂子

鮮やかなカラーの扇面に金箔が散りばめられた定番人気の舞扇子。「砂子」は豊かさや繁栄を意味する吉祥文様で祝儀の演目などでも使用されます。

 

飾りにおすすめの舞扇子

煌びやかな舞扇子は上品で華やかなインテリアとしてもご使用いただけます。

虎鉄

金と黒のコントラストが印象的な虎鉄(こがね)。重厚感と上品さ感じさせてくれるひと品です。


桜夜

大胆な桜柄がモチーフの艶やかな舞扇子です。日本らしい桜は海外の方にも人気です。


紫光

落ち着いた紫に華やかな金が美しい舞扇子。気品ある色合いと繊細な輝きがお部屋を優雅に彩ります。

 

まとめ

今回はたくさんある舞扇子の中から用途別におすすめ商品をご紹介しました。骨の色で用途が違ったり、それぞれの柄に意味が込められていたりと奥深さも感じていただけたでしょうか。選ばれるときの参考にしていただけたら嬉しく思います。

他の舞扇子はこちらからご覧ください。

 

他にもいろんな舞扇子があるので見てっておくれやす~

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