人生の節目となる長寿祝いに、扇子を贈るのはいかがでしょうか。古くから日本の文化に根付く扇子は、縁起物としての意味合いも持ち、大切な方への贈り物におすすめです。長寿祝いにぴったりな白竹堂の扇子を厳選してご紹介いたします。

長寿祝いにはいろいろあるみたいやね
長寿祝いの種類とテーマカラー
長寿祝いには、年齢ごとにテーマカラーがあります。たとえば、還暦であれば「赤いちゃんちゃんこ」を贈る風習を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。ここでは、年齢ごとのテーマカラーと各長寿祝いの由来をご紹介。年に合わせて、ぴったりな贈り物をしてみませんか。
●61歳(満60歳)|還暦
テーマカラーは赤。「十干十二支」の暦を一巡し元の暦に還ってくることから。
●70歳|古希
テーマカラーは紫。唐の詩人、杜甫の詩の一節「人生七十古来稀なり」が由来とされる。
●77歳|喜寿
テーマカラーは紫。喜を草書体で書いた「㐂」が七十七に見えることから。
●80歳|傘寿
テーマカラーは金。傘の略字が八と十が合わさった「仐」であることから。
●88歳|米寿
テーマカラーは金。米の字を分解すると八十八となることから。
●90歳|卒寿
テーマカラーは白。卒の略字が九と十があわさった「卆」であることから。
●99歳|白寿
テーマカラーは白。百の字の一画目の一を取ると百となることから。
●100歳|紀寿
テーマカラーは白。100年を表す一世紀の紀が由来とされる。
還暦祝いにおすすめの扇子
還暦祝いには、赤色を基調とした華やかなデザインの扇子がおすすめ。干支が一巡して生まれ年の暦に還る還暦は、赤ちゃんに戻るという意味もあるため、赤にちなんだものを贈る風習があります。
白竹堂渋扇 紅
柿渋を幾重にも扇面に塗り重ね独特の強度と艶が特徴的な京扇子。太さのある親骨がしっかりと閉じやすく存在感があります。
ステラ レッド
柔らかな国産の牛本革を染め上げ、型押しで花模様を描いた革扇子。高級感のある雰囲気ながらもファッションに取り入れやすく、洗練された印象に纏め上げてくれる扇子です。
萬歳 九寸五分
赤い扇面に金地の「萬歳」の文字が印象的な九寸五分(29cm)の飾り扇子。飾るだけでお部屋を華やかに演出します。
古希・喜寿祝いにおすすめの扇子
古希・喜寿祝いには、紫色の扇子がおすすめです。紫は古来より位の高い人のみが身に着けることを許された色であり、敬意を示す気持ちから紫が親しまれています。
螺鈿親黒檀60間 パープル
上品なシルクの透け感と親骨に施された螺鈿加工が美しい生地扇子。親骨と合わせて60間(60本)ある扇骨がしなやかな風を送ります。
黄櫨染 滅紫
着物に使われる地模様が織り込まれた正絹生地に、黄櫨染のぼかしが神秘的で美しい京扇子。光の当たり方によって色が変化したように見えるのが特徴です。平安時代では、黄櫨染の着物は天皇のみが身に着けることを許された色であり、雅な風合いを感じられる品です。
黒染 司 黒紫
深みのある黒染めと差し色のグラデーションが美しい京扇子。扇骨は京滋の竹を使い、親骨は黒塗り、仲骨は黒染めと黒にこだわった一本。扇子袋にも、扇面同様の黒染めが施されています。
傘寿・米寿祝いにおすすめの扇子
傘寿・米寿祝いには、金色の扇子がおすすめです。金色は高貴な色であるため、長寿を迎えた方に対して、敬意を表す意味があるとされています。
紫輝 金
波をイメージした豪快な箔押しが特徴的な紙扇子です。親骨には古来より銘木とされている紫檀を使用しており、煌びやかながらも落ち着いた印象のある扇子に仕上げています。
45間純金箔
赤・青各色の地に散りばめられた純金箔とのコントラストが美しい京扇子です。唐木染めの仲骨と塗の親骨を合わせることで、華やかさだけでなくシックな雰囲気を堪能できます。
卒寿・白寿・紀寿祝いにおすすめの扇子
卒寿、白寿、紀寿には、高級感のある扇子はいかがでしょう。白色がテーマカラーとして知られていますが、縁起が良く気品を感じられる金色もおすすめです。
松・鶴/梅
華やかな金地に、表は松と鶴、裏には梅を描いた飾り扇子。縁起の良いモチーフを豪華に仕上げました。季節に合わせて両面お使い頂けます。
松竹梅 九寸五分
華やかな金地に、松・竹・梅を描いた飾り扇子。伝統的なデザインが床の間や玄関飾りとしてぴったりです。